戸田市の発行する地域通貨「戸田オール」第1次実証実験の記録

 


60分を単位とするエイト券の見本

 

戸田市では、平成15年10月から笹目地区を 中心に実験的に地域通貨を活用しています。市長のパートナーシップとして笹目コミュニティ協議会の協力の下、官民一体となった地域通貨の実証実験に取り組んでいます。

 デザインは戸田市在住の版画家、高橋シュウさんの、戸田市の特色でもあるボート競技、フォア、エイト艇を図案化した格調高いものとなっています。

 

 

   地域通貨「戸田オール」には、2種類あります。時間を単位とするタイムマネーという形で60分に相当する「エイト」券。そして、30分を単位とする「フォア」券です。それぞれ戸田市の特色でもあるボート競技の種類にちなんで付けられました。8人と4人のこぎ手が息を合わせて漕がなければボートは前に進みません。みんなが力を合わせて戸田市を福祉の街に、やさしい街にしよう、という願いが込められています。


30分を単位とするフォア券の見本


協力店にはこうしたシールを
貼ろうかという話も出ています。

  現在は笹目地区限定で実験運用されていますが、来年度には、戸田市全域に広めることを願っています。だから、オールはボートの漕ぎ棒というだけでなく、「全ての」(オール=all)戸田市民の協力をお願いするという意味も込められているのです。
  同時に今までのボランティア団体のネットワークや新しい市民活動サークルにも呼びかけ、その支援ができないかと模索し始めています。

 地域通貨戸田オールは、市民から選ばれた運営委員会が組織され、制作から配布、会員組織作り、マッチングリスト作りと手作りで運営されています。関心をお持ちの方の参加をお待ちしています。まずは会員にお申し込みください。入会金・会費は無料です。

 現在、実験運用のため、参加申込をした方にフォア券2枚とエイト券2枚を配布しております。あとは各ボランティア活動に応じて「頼まれた」方と「頼んだ方」が相互に交換しながら流通していく仕組みです。


戸田ふるさと祭りでのアンケート風景



市役所の有志ボランティアが大信村まで調達に行きました。

 

「オールDEバザー」

去る15年12月14日(日)笹目のコンパルを会場に地域通貨を使ったバザーが催されました。会場では、姉妹都市の大信村のご協力で新鮮な野菜が半値近い価格で、オール1枚とで販売されるなど、バザーもフォア券やエイト券で交換される初めての試みで大盛況でした。

 当日は運営委員会の皆さんに加え、17名のボランティアも参加。テレビ埼玉の新春番組の取材も入って、バザー中でのオールとの交換の様子やホールでの体験ゲームの様子などを映し、数人の市民の皆さんへインタビューを行いました。1月9日の「ふれあい戸田」で放映され ました。

  参加者は笹目地区の住民を中心に市内の子育てネットワークの皆さんなど、多方面から300名以上の市民の皆様が集まりました。会員も150名を超え、11月の事務局開設からわずかな期間に確実に広がりを見せています。

現在の事務局は、美笹公民館にあります。


準備に追われる運営委員の皆様と開場前からの来場者